ID管理サービスを提供するOktaは米国時間3月7日、Azuquaを買収する契約を締結したと発表した。Azuquaは、コードを記述せずにアプリケーションの統合やワークフローの自動化を可能にするプラットフォームを手がけている。買収はOktaの会計年度第1四半期に完了する見通しだ。
OktaはAzuquaを買収することで、「Lifecycle Management」製品を強化する計画だ。Lifecycle Managementは、従業員の新規採用時や退職時におけるアプリやサービスのプロビジョニングやデプロビジョニングで企業を支援する製品だ。Azuquaが提供するビルド済みのコネクタやロジックによって、Oktaの顧客はLifecycle Managementでより多くのことを実現できるようになる。
Oktaは、同社のニュートラルで独立したプラットフォームが、組織内の全アプリの緊密な統合を保証すると述べている。同社の共同創業者であり最高執行責任者(COO)でもあるFrederic Kerrest氏は「アイデンティティは、これらすべてのテクノロジがシームレスかつセキュアなかたちでやり取りできるようにするための、統一のためのコンポーネントだ。アイデンティティによって、テクノロジの最善の組み合わせに向けた次の波が生み出される」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。