「信頼」を守るために何をすべきか--写真で見るRSA Conference 2019 USA - 9/20

鈴木恭子

2019-03-15 11:30

 世界最大級のセキュリティ総合イベント「RSA Conference 2019 USA」が米国時間3月4日から3月8日までの5日間、米サンフランシスコのモスコーンセンターで開催された。28回目となる今回は、621のセッションに740人の講演者が登壇。展示会場には世界各国から700社以上の企業や政府機関、非営利団体が出展した。(筆者1人ではセッションを網羅できなかったので)基調講演を中心にイベントの様子を紹介したい。

 今回の暗号化パネルセッションで衝撃的だったのは、毎年登壇しているワイズマン研究所コンピュータサイエンス教授のAdi Shamir(アディ・シャミア)氏が参加できなかったこと(右の画面)。理由はShamir氏のビザ。米国籍でないShamir氏は、入国ビザの入手が“困難である可能性が高かった”という。
 ビデオメッセージの中でShamir氏は「米国は明示的にビザ発給を拒否したわけではないが、ビザは付与されなかった。(中略)自分は国立科学アカデミーの会員であり、王立協会の外国人会員であり、フランス科学アカデミーの会員であり、イスラエル科学アカデミーの会員だ。こうした人間が米国の観光ビザすら取れない――そしてこの問題が私だけではない――場合は、今後の国際会議の方法と場所を再考する必要がある」とコメントした。

 今回の暗号化パネルセッションで衝撃的だったのは、毎年登壇しているワイズマン研究所コンピュータサイエンス教授のAdi Shamir(アディ・シャミア)氏が参加できなかったこと(右の画面)。理由はShamir氏のビザ。米国籍でないShamir氏は、入国ビザの入手が“困難である可能性が高かった”という。
 ビデオメッセージの中でShamir氏は「米国は明示的にビザ発給を拒否したわけではないが、ビザは付与されなかった。(中略)自分は国立科学アカデミーの会員であり、王立協会の外国人会員であり、フランス科学アカデミーの会員であり、イスラエル科学アカデミーの会員だ。こうした人間が米国の観光ビザすら取れない――そしてこの問題が私だけではない――場合は、今後の国際会議の方法と場所を再考する必要がある」とコメントした。

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