リコー、B2BクラウドプラットフォームにZuoraを採用

NO BUDGET

2019-03-13 09:52

 リコーは、B2B(法人間取引)クラウドプラットフォーム「RICOH Smart Integration」にZuoraのプラットフォームを採用した。Zuora Japanが発表した。

 RICOH Smart Integrationは、新世代の複合機を介して提供するドキュメントソリューション「RICOH Intelligent WorkCore」などを支えるプラットフォーム。新世代複合機とさまざまなクラウド型のパートナーシステムをつなぎ、紙からデジタルデータへ変換・加工するアプリケーションを提供する。

 グローバル共通基盤であるZuora プラットフォームを採用することで、リコーはデジタル複合機ビジネスを、より競争力の高いサブスクリプションモデルへと変革する。新プラットフォームは、高いスケーラビリティを備え、世界各国の通貨や商習慣、決済方法に柔軟に対応できるようになる。また、Zuora プラットフォームの導入では、RICOH Smart Integration を支える日本を含むグローバル共通基盤を、各種既存システムとの連携も含めて約2カ月の短期間で完了した。

 Zuoraは、あらゆる業界向けにサブスクリプションビジネスを実行するためのプラットフォームを提供している。これにより、新規顧客獲得、既存顧客へのアップセル・クロスセルの強化、解約率の削減による収益向上と業務の効率化を支援するとともに、従来のERPやCRM、販売管理などのシステムでは対応できない、サブスクリプションビジネスのプライシング、見積、ウェブ販売、契約管理、請求・回収、売上集計、レポート・分析を提供する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]