「Windows 10」の普及は着々と進んでいるとは言い難く、アップデートによる問題も発生している。そのような状況のなか、同社は米国時間3月11日の週、想定通りに機能しなかったWindows 10のアップデートを自動的にアンストールする仕組みを導入し、問題の発生を低減しようとしている(この機能は、現時点において「Windows 10 Insider Preview」でのみ提供されている)。
Windows 10は、システムをセキュアに保ち、スムーズな稼働を維持するためにアップデートを自動的にダウンロード、インストールするようになっている。しかし、もしもアップデートで問題が発生した場合、例えばOSの起動不良を引き起こすような何らかの互換性問題が検出された場合、問題を解決するために先ごろより、該当アップデートが自動的にアンインストールされるようになった。
もしもアップデートで問題が発生した場合、「デバイスを起動時の問題から復旧させるために、直近にインストールした一部のアップデートを削除しました」というメッセージが表示されるようになる。またその後、問題のアップデートの自動インストールが30日間停止され、同社はその間に原因の追及に取り組むという。
しかし、ユーザーが該当アップデートに問題はないと判断し、インストールしたいと考えた場合、どのようにすればよいのだろうか?その際には、Windowsの「デバイスマネージャー」から、あるいは「Microsoft Updateカタログ」を通じて、手動でドライバやホットフィックスのダウンロードやインストールが可能となっている。
デバイスドライバをアップデートする手順は以下の通りだ。
- タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力し、デバイスマネージャーを選択する。
- カテゴリを展開してデバイスの名前を見つけ、それを右クリックする。
- 「ドライバーの更新」を選択する。
- 「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索」を選択する。
Microsoft Updateカタログからアップデートを検索し、ダウンロードする手順は以下の通りだ。
- Microsoft Updateカタログページにアクセスする。
- 検索ボックスに検索対象を入力する。
- [検索]をクリックする。
- 表示された一覧から、ダウンロードしたいアップデートを選択する。
- 選択したアップデート毎にMicrosoft Updateカタログページに追加する。
- 検索ボックスの下にある[バスケットの表示]をクリックし、ダウンロードバスケットの内容を表示する。
- アップデート一覧を確認後、[ダウンロード]をクリックする。
- アップデートを保存したい場所を選択する。
- [続行]をクリックし、ダウンロードを開始する。
- ダウンロード完了後、[閉じる]をクリックしてダウンロードウィンドウを閉じる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。