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IIoT導入にかかる費用を見極め、管理するには--考慮すべき7項目 - (page 2)

Mary Shacklett (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2019-04-09 06:30

2.ネットワークのサービス品質

 数カ月前、筆者はカリフォルニア州とネバダ州の僻地に住む患者にサービスを提供する診療所を訪ねた。その診療所のITディレクターによれば、医療機器や遠隔手術、遠隔診療に対応するためのIIoTを導入した際、ネットワークに関してスタッフが直面した最大の問題はサービス品質(QoS)だったという。

 「導入したあらゆるネットワーク機器には、最善のサービス品質を提供するためのプリセット設定があらかじめ施されていた」と同氏は言う。「しかし、それらのプリセットは、それぞれの機器に合わせて調整されていた。そのプリセットは、ネットワーク全体で総合的なQoSを提供するのに必要な設定に必ずしも対応しているとは言えなかった」

 残念ながら、それぞれのネットワーク機器を調整して、ネットワーク全体として最善のQoSを発揮できるように設定する訓練を受けていたスタッフはいなかった。同氏は、「結局、この仕事のために、高いお金を払って外部のコンサルタントを連れてくるしかなかった」と話した。

3.ネットワークセキュリティ

 仮想プライベートネットワークサービスプロバイダーのNordVPNは、IoTの導入が進むに従って、IoTに対するサイバーセキュリティ攻撃も増えると予想している

 残念ながら、IIoTの世界では、セキュリティのリスクはネットワーク境界の外側にも存在する。また社内の脅威も問題になる。IIoTの多くは、工場や遠隔施設などをはじめとして、通常は日常的な管理を(IT部門ではなく)エンドユーザーが行っている、組織の「エッジ」に置かれているアプリケーションに導入されるためだ。

 この問題に対する解決策の1つは、エンドユーザーが心配しなくていいように、ネットワークが信頼できないことを前提としてユーザーの認証とアクセスのルールを組み込んだ、ゼロトラストネットワークの考え方を導入することだ。ただし、ゼロトラストネットワークを導入するには、そのためのソフトウェアに投資する必要が出てくる可能性があり、IT部門にもゼロトラストネットワーク導入のためのトレーニングが必要になる。最初の段階では、この問題に詳しいコンサルタントの助力を得る(そしてその費用を払う)必要があるかもしれない。

4.賠償責任保険

 企業は通常、一般的な企業賠償責任保険に加入しているが、サイバーセキュリティやデータ保護に関する賠償責任保険に加入する企業も増えている。

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