現時点ではGoogle Chromeに対応し、今後はInternet ExplorerやMozilla Firefox、Microsoft Edge、Safariへの対応も予定しているが、Internet Explorerがサポートするウェブ技術に落とし込めるか不明確だとマイクロストラテジー・ジャパンは説明する。
HyperCardのデザインやデータ項目はユーザー企業が行う必要があり、データの自動リフェッシュ機能は未実装。利用者の自動タイムアウトや再サインインなどで更新される。
今後、MicroStrategy 2019の実装予定機能として、音声ユーザーインターフェース(UI)を供える「HyperVoice」、タブレットのカメラ機能やウェブカメラを通じて視覚情報からデータにアクセスする「HyperVision」が控えている。
米国本社にはウェブカメラを設置し、そこを通る社員の歩数を示すデジタルサイネージを展示中。タブレットのカメラに映し出されたビルの位置情報をマッピングし、建物名やオーナー名など登録した情報を映し出す。
HyperVoiceのデモンストレーション。音声で各市場状況を呼び出している
商品を映し出すと販売実績などをタブレットに映し出すHyperVisionのデモンストレーション