Gartnerは、プロジェクトマネージャーに任されている作業の80%が2030年までになくなると予測している。データの収集や追跡、報告といった作業が人工知能(AI)に取って代わられるためだという。
同社は、プログラムおよびポートフォリオ管理(PPM)ソフトウェアを開発する企業が新たなテクノロジを採用するようになるなかで、プロジェクト管理におけるAIの活用が進んでいくと予測している。その一方で、AIや仮想現実(VR)、デジタルプラットフォームに注力するプロバイダーによって、PPM市場に変革がもたらされるという。
つまり、データの分析や、改善/パフォーマンス管理にAIやチャットボットといったテクノロジが多用されるようになる。GartnerはPPMのリーダーに対して、AIやスマートマシンに長けた人材を確保するよう勧めている。
最終的に、幹部らはどのプロジェクトが特定の業務に関連しているのかや、進捗報告、作業時間、チーム会議における作業項目の洗い出しなどをシステムに照会できるようになるだろう。こういった作業すべては現在、人手を介して行われている。Gartnerは、将来的にこのような作業がチャットボットで実現できるようになるかもしれないことを示唆している。
ユーザー満足度の高いプロジェクト/ポートフォリオ管理ソフトウェア、トップ10(G2 Crowd調べ)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。