三菱地所、グループ40数社のITインフラをクラウドで統一

ZDNET Japan Staff

2019-03-27 06:00

 三菱地所は、グループ40数社のITインフラをインテックの広域仮想クラウドサービス「EINS WAVE」シリーズで統一する。インテックが発表した。

 三菱地所では、グループ各社のシステムを共通プラットフォーム化してサービスレベルの強化を推進していたといい、新しいサービスを展開する時間の短縮や障害復旧対応の迅速化による事業への影響の最小化を目指していた。

 「EINS WAVE」シリーズで三菱地所が採用したのは、クラウドの「EINS/SPS」、バックアップの「EINS/BRS」、閉域ネットワークサービス「EINS/MOW DCAN」、データセンター「EINS/VDC」の各サービス。同シリーズは、データセンターやクラウド、ネットワーク、EDI、セキュリティを中心に顧客企業の課題に応じたITインフラ環境の構築・導入・運用・サポートをワンストップで提供するという。

三菱地所が採用したサービス(出典:インテック)
三菱地所が採用したサービス(出典:インテック)

 採用理由は、マルチOSのサーバ環境でもインテック側が柔軟に対応し、データセンターでのサーバのハウジングや「EINS/MOW DCAN」を介したメガクラウドサービスへの閉域網接続が実現されたこと、また、クラウド移行に伴う急激なシステム運用ルールの変更による問題発生を回避する取り組みをしたことなどだったとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]