Microsoftは一部の報道関係者とアナリストを招き、米国時間4月17日にニューヨークでイベントを開く予定だという。新しい「Surface Hub 2」カンファレンスシステムの第1弾を披露することが予想されている。Microsoftは2018年秋に「Surface Hub 2S」について発表していたが、詳細はあまり明らかになっていなかった。
提供:Microsoft
招待状には、「MicrosoftとSteelcaseが、よりよく仕事するための新しい方法を体験できるイベントに招待する」と書かれている。Steelcaseは、Surface Hub向けのスタンドやマウントなどのアクセサリやオフィス環境の展開でMicrosoftと協業している。
Microsoftは当初、Surface Hub 2カンファレンスシステムを2019年中に提供するとしていた。その後2018年9月の「Ignite」で、デバイスを2年かけてロールアウトするという新しいスケジュールを明らかにした。まず新しいハードウェアが登場し、そして2020年にこのプラットフォーム向けの次世代のソフトウェアとサービスなどが提供されるという。
Microsoftの代表者は、Surface Hub 2の最初の製品を2019年第2四半期に提供する計画だと述べていた。これは、Surface Hub 2Sとされる4K解像度の50.5インチ画面を搭載するマルチタッチシステムになるとみられる。
2020年には、2019年に導入するSurface Hub 2ハードウェアを、システムを新たにしてアップデートする計画だ。Surface Hub 2デバイスの背面にあるハードウェアシャーシに格納されているプロセッサカートリッジを交換することで、「Surface Hub 2X」に切り替えることが可能で、Surface Hub 2にいくつかの機能が加わる。
2Xは、「Microsoft 365」(「Office 365」「Windows 10」「Enterprise Mobility + Security」を組み合わせたバンドル)に最適化されている。また、ディスプレイのタイリングや回転、マルチユーザー ログインの有効化といった機能を追加する。
4月のイベントはSurface Hub 2Sにフォーカスしたもので、新しい「Surface」PCの発表はないと筆者は聞いている。仕様や価格、SKU、提供予定についてより詳しい情報が出てくると筆者は期待している。Microsoftの最高製品責任者(CPO)のPanos Panay氏がイベントに登場するとうわさされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。