編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方
日本株展望

今の円高、その背景は?--ドル円を動かす3大要素「日米金利差」「世界経済」「政治圧力」を分析

ZDNet Japan Staff

2019-03-27 10:30

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. Powell FRB議長のハト派転換でドル安(円高)進む
  2. 2018年1月以降のドル円の動きを振り返り
  3. ドル円を動かす3大要素、最重要は「日米金利差」
  4. 日米金利差(2年金利)で動くドル円為替レート
  5. 為替は今後、円高・円安どちらへ進むか

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 日経平均は為替に神経質に反応して動いている。円高なら株安、円安なら株高の反応が定着している。最近円高が少し進んだことを受け、3月26日には日経平均が前週末比で650円減と急落した。ただし、一気に円高が加速する気配が見られなかったことから、27日の日経平均は前日比で451円増と反発した。

 今回はドル円為替レートを動かす要因について解説する。

Powell FRB議長のハト派転換でドル安(円高)進む

 3月20日に米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されてから、為替市場ではドル安(円高)が進んだ。Powell議長が率いる連邦準備制度理事会(FRB)が、市場予想を上回るハト派(金融引き締めに消極的・緩和に積極的)トーンを出したことが影響した。

 年内に追加利上げがないことを示唆した上、市場に利下げ期待を生じるほどのハト派の声明を出した。これでドル長期(10年)金利が低下し、長短金利の逆転まで起こった。

ドル長期(10年)金利と短期(3カ月)金利推移:2018年1月2日~2019年3月26日

注:楽天証券経済研究所が作成
注:楽天証券経済研究所が作成

 長短金利が逆転するということは、先行き、短期金利も低下に向かう、つまり、FRBが利下げすることを市場が織り込み始めたといえる。これでドル安(円高)が進んだ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]