ITRは3月28日、国内におけるデータウェアハウス(DWH)向けデータベース管理システム(DBMS)の市場規模と予測を発表した。これによると、同市場の2017年度の売上金額は60億8000万円、前年度比49.0%増になることが分かった。
国内DWH用DBMS市場規模推移および予測:提供形態別(2016年度〜2022年度予測)
ITRでは、同市場の急成長はAmazon Web Services(AWS)、Googleなどが提供するSaaS利用の大幅な拡大がけん引しているとし、IoT関連を中心にデータ活用の活発化が進み、DWH用DBMSのニーズが高まっていることから、2018年度も同53.3%増の高成長、および2017〜2022年度の年平均成長率(CAGR)は30.2%と高い伸びを予測している。