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日本株展望

新社会人の皆さんへ--お金の問題にきちんと向き合うための3つのSTEP

ZDNet Japan Staff

2019-04-03 10:29

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. <STEP1>自分自身のバランスシートを作ろう
  2. <STEP2>収支管理を覚えよう
  3. <STEP3>マネーのライフプランを作ろう
  4. 運用でお金をどれだけ増やすことができるか?
  5. 簡単に儲かるうまい話はない
  6. 資金運用で大切なのは、リスク管理
  7. 年利回り5%が期待できる金融商品は、買いか?
  8. 高リスク・高リターンの金融商品に投資する方法

 これら8点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 今回は、新社会人の方へのメッセージである。ただ、老後に備えて、定年までにいくら貯蓄できるか悩んでいる方にも読んでいただきたい内容だ。

 日本人には、子供にお金について学ばせる習慣があまりない。子供にお金の話をするのは良くないこととする風潮もある。そのため、就職してからもお金についてきちんと考えることがなく、そのまま中高年になっても、お金について人生設計ができない方もいる。そこにつけ込んで老後の不安をあおりつつ、高額な手数料を取るビジネスが流行る。

 そうならないように、若いうちから「お金」の問題にきちんと向き合うことが必要だ。社会人になった今、始めてみよう。以下のSTEP1から始めて、STEP2、STEP3に進んでいくことを考えよう。

<STEP1>自分自身のバランスシートを作ろう

 まず、最初にやるべきことがある。バランスシートの作成だ。バランスシートとは、企業の「資産、負債、純資産(資本)」の内訳を書き出したもので、一目で企業の財務内容が分かる。それと同じものをご自身の金融資産・負債(借金)について作成していただきたい。

 まだ、就職したばかりだから資産も負債もほとんどない方が多いと思う。シンプルであるから、一度きちんと作ってみていただきたい。

 ご参考までに、日本全体ではどうなっているか見てみよう。家計の金融資産は、2018年12月末時点で1830兆円あるが、その内訳は、以下の通りである。

日本の家計の金融資産1830兆円の内訳:2018年12月末時点

出所:日本銀行、資金循環統計
出所:日本銀行、資金循環統計

 上記は、あくまでも日本全体の平均である。これを参考に、ご自身が保有する金融資産の現在価値を書き出していただきたい。次に、その時価を入れていっていただきたい。年齢が高くなり、さまざまな金融資産や負債を持つようになってからきちんと調べるのは、けっこう骨の折れる作業である。新社会人になったばかりであるから、今はそんなに苦労せずに作れると思う。

 もし、親から譲られた投資信託や株などの金融資産をお持ちだったら、時価で計上していただきたい。次に負債についても、記載していただきたい。もし返済が必要な奨学金やカードローンの残高があれば、負債サイドに計上していただきたい。住宅ローンを借りている方はないと思うが、将来住宅ローンを借りたら、残高をきちんと把握して計上していただきたい。

 少なくとも年1回(できれば年2回)、家計のバランスシートを作るようにしよう。それは、企業で言えば、中間決算・本決算をやるようなものである。家計のバランスシートを1年に1回作る習慣ができれば、きちんと家計簿をつけていなくても、年間の収支をザックリ把握することができる。

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