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日本株展望

原油先物の反発続く--資源関連株の投資判断

ZDNet Japan Staff

2019-04-04 10:38

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. WTI原油先物の反発続く、世界的な株高でリスク・オン
  2. 非資原事業の拡大で最高益更新を見込む大手総合商社に投資妙味
  3. (参考)2014年以降の原油価格の推移

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

WTI原油先物の反発続く、世界的な株高でリスク・オン

 2018年10~12月に急落したWTI原油先物(期近)は、2019年に入ってから、急反発している。4月3日には1バレル62.58ドルまで上昇した。これで、2018年10月3日の高値(1バレル76.41ドル)から12月27日の安値(同44.61ドル)までの下げ幅の57%を取り戻した。

WTI原油先物(期近)の動き:2018年1月2日~2019年4月3日

出所:楽天経済研究所作成
出所:楽天経済研究所作成

 まず最近、原油先物が乱高下した理由から説明する。

2018年10~12月に原油先物が急落した理由

(1)米国がイラン産原油禁輸の「適用除外」に日本など8カ国・地域を指定

  米国がイランへの石油関連の制裁を開始する2018年11月が近づくにつれ、イラン産原油の供給減少懸念から、原油先物に投機筋の買いが続いた。トランプ米大統領が、イラン産原油の禁輸に違反する企業に重い制裁を課すことを示唆していたため、供給不足懸念が強まった。ところが、実際に11月になると、米国はイラン産原油禁輸の「適用除外」に、日本を含む8カ国、地域を指定した。この発表を受けて、原油先物は急落した。

(2)世界的な株安で「リスク・オフ」

 世界的株安を受けて、原油先物を買い建てしていた投機筋が売りに回る

(3)中国景気の減速

 中国および世界景気減速で需要鈍化が懸念された

(4)米シェールオイル増産

 シェールオイル増産が続き、2018年は米国がロシア、サウジアラビアを抜いて世界最大の産油国となった模様

2019年の原油反発の理由

(1)米国がイラン・ベネズエラへの制裁を強化する可能性

 イラン、ベネズエラ産原油の供給がさらに減る懸念も

(2)世界的に株が反発し「リスク・オン」

 世界的な株高を受けて、原油先物に投機筋の買い戻し

(3)一部に中国景気が回復に向かう期待も

 米中貿易戦争が一定の落としどころに落ち着けば、中国景気が回復するとの思惑も

(4)OPEC(石油輸出国機構)主導の協調減産が続いている。

 減産が、引き続き効果を発揮

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