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DevOpsツールのChef、すべてのソフトウェアをオープンソース化

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)

2019-04-04 13:06

 オープンソース関連のニュースを注視していれば、この数カ月間に、ConfluentElasticMongoDBRedisなどの「オープンソース」企業が、オープンソースライセンスから遠ざかっていったことをご存じかもしれない。DevOpsのリーディングカンパニーの1つであるChefは違う。今後はすべてのソフトウェアを「Apache 2.0」ライセンスの下でオープンソースとして開発すると発表した。

 Chefはこれまでオープンコアというアプローチを採用していた。オープンコアでは、中核ソフトウェアはオープンソースだが、中核ソフトウェアをさらに利用しやすくしたり、追加機能や管理機能を提供したりするソフトウェアは、プロプライエタリだ。

 Chefの共同創設者の1人で、現在は取締役を務めるAdam Jacob氏は、このニュースを大喜びで発表した。同氏は次のように言い放った。「Chefはオープンコア企業であることをやめフリーソフトウェア製品企業となった。くだらないやり方に別れを告げてせいせいした」

 Jacob氏は、今回の動きに「これ以上ないほど胸が躍った」として、その理由を以下のように説明した。

 これで、最も長く続いた摩擦と不満の種が私の目の前から消えてなくなる。一方では、ソフトウェアに関心を寄せ、お互いを思いやるコミュニティーがあり、われわれはそこでユーザーや顧客と協力してソフトウェアを開発する。しかしその一方で、われわれはプロプライエタリなソフトウェアスタックを生み出し、利益を上げるのに利用していた。何を取り入れて何を外すか、どこに焦点を合わせるべきか判断するのは、Chefでの仕事の最も困難な部分だった。もう誰もそんなことをしなくて済むのは喜ばしい。数人の熱心な英雄を燃え尽きさせずに、会社全体としてオープンソースコミュニティーに参加できることにわくわくしている。

 Chefの顧客について、Jacob氏は次のように述べている。「Chef Softwareは、オープンソースソフトウェアプロジェクトだけを作る。そして、法人向け製品としてそうしたソフトウェアを提供する。顧客ではないChef製品の法人ユーザーは、Chefのディストリビューションに対して料金を払うか、代替となるものを開発または利用できるか判断すればいい」

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