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働かせ改革ではダメ--効果を実感できない「働き方改革」は再考すべし - (page 3)

TechRepublic Japan Staff

2019-04-08 07:00

働き方を再考するための4つのカギ

 具体的にどのようなツールを活用することができるのか。田中氏は、リソースを削減するためのツールとして、チャットツール、アクティビティ分析、ロボット化(RPA)、チャットボットがあるとした。また、成果を高めるためにはチャットツールの活用がポイントで、働きがいを高めるためには“次世代パフォーマンスマネジメント”が有効だとした。

 例えば、会議については、多くの議題をオンライン会議に移行して、会議時間を最小限に削減する。田中氏は、対面に適した議題は、意見やアイデア出しのような発散型の議論の場合と、表彰や顔合わせ、関係構築など対面実施に意味がある場合だ。その一方で、一方的なやりとりや承認や決済、確認など論点がシンプルな場合はオンライン会議が適している。

 チャットツールは、従業員目線での使い勝手の良さから、生産性向上と働きがい向上に大きく寄与するという。使い勝手のよいデジタルツールが導入されてきており、「早く、安く、簡単」に導入でき、従業員満足も向上しやすいという。

 アクティビティ分析とは、個人のアクティビティ(やっていること)に着目し、得られる情報の範囲で工数をざっくりと可視化することで、効率化の余地を検討する手法だ。これもデジタルツールを使うことで、モバイルやクラウド上で集計し、リアルタイムの可視化が可能になっている。RPAやチャットボットも人が手作業で実施している業務を自動化することでリソース削減に寄与するものだ。

 次世代パフォーマンスマネジメントというのは「チェックイン」「パルスサーベイ」「スナップショット」「コーチング」「タレントレビュー」といった、エンゲージメントと育成に重点を置いた施策で構成する管理手法だ。これらも、デジタルツールを使うことで簡単に効果的に実施できるようになった。

 最後に田中氏は「働き方改革もまずは試して体感してみることが重要です。働き方を再考するカギは『使えるデジタルツールをフル活用する』『体験させながら定着させる』『アーリーアダプター兼インフルエンサーを作る』『新しい働き方を実施せざるを得ない状況をつくる』です」とアドバイスし、講演を締めくくった。

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