「Evernote」だから簡単にできる--名刺をすばやく活用するための保存と整理 - (page 2)

池田園子

2019-04-10 07:30

タグ付けで検索しやすい状態に

 取り込んだ名刺は以下のような状態だ。「すべてのノートブック」内にあるため、別のブック内に移動して、名刺は名刺のみで管理しておきたい。ひとまず、ノートブックに名刺を集めるためのブック(筆者は「名刺」とした)を作り、そこへ分類しておこう。

「名刺」ブック

 続いて、名刺にタグを付ける。上部のiマークをタップし、「タグを追加」からタグを入力しよう。タグは複数個付けることが可能。

タグの追加

 ここでは「編集関連」「業務委託」などと付けている。後でタグから検索したときに、名刺を取り出しやすい状態にしておこう。

アプリから相手に直接連絡して時間短縮

 お気づきの方も多いと思うが、名刺を取り込むとメールや電話などの横に、封筒マークや受話器マーク、吹き出しマークなどが付いている。これらのマークをタップするだけで、相手に直接連絡することができる。いちいち名刺を取り出して、そこに書かれたメールや番号を打ち込む必要がないのは、時短でありがたい。

電話などのマークをタップして相手とコンタクト

 必要な情報を必要なときにさっと取り出すこと。連絡先以外に「ノート」に入れたテキストでの補足情報も確認できること。それこそはEvernoteで名刺管理をする醍醐味だ。「あの人、なんていう名前だったっけ……?手がかりがない…」なんて状況を防いでくれる。

 この春、新たな名刺管理法として試していただければ幸いだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]