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日本株展望

半導体関連株は引き続き「買い」と判断--2020年に半導体ブーム復活へ

ZDNet Japan Staff

2019-04-11 11:28

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 2019年に入ってから日米で半導体関連株が大きく上昇
  2. 米国の半導体株が日本の半導体株より強いのはなぜか?
  3. 半導体メモリーは2016~2017年に空前の大ブーム、2018年にブーム終了
  4. 半導体スーパーサイクル説は半分正しく半分誤り
  5. 半導体関連株では何に投資したら良いか
  6. 2020年に半導体ブームが復活すると予想する理由

 これら6点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

2019年に入ってから日米で半導体関連株が大きく上昇

 日本の半導体関連株は2017年に急騰した後、2018年は年初から急落した。これは2018年末に半導体ブームがピークアウトすることを織り込む動きだったと考えられる。

 ところが、2019年からは急反発が続いている。これは2020年に半導体産業が再びブームを迎えることを織り込む最初の動きと筆者は判断している。

日経平均と半導体関連5社(合成株価)の動きを比較:2017年1月4日~2019年4月10日

注:半導体5社は、東京エレクトロン・アドバンテスト・信越化学・SUMCO・ルネサスエレクトロニクスの合成株価。2017年1月4日を100として指数化。楽天証券経済研究所が作成
注:半導体5社は、東京エレクトロン・アドバンテスト・信越化学・SUMCO・ルネサスエレクトロニクスの合成株価。2017年1月4日を100として指数化。楽天証券経済研究所が作成

 米国の半導体株価指数(SOX指数)も同様に2019年に入ってから急反発している。SOX指数は早々と2018年来高値を更新している。こちらも2020年以降に半導体ブームが復活することを織り込む動きと考えている。

米国半導体株価指数(SOX指数)の動き:2016年末~2019年4月9日


 半導体業界が世界的なブームに沸いていたのは2018年前半まで。年後半はブームの中心にあったフラッシュメモリー(データセンターやスマートフォンの記憶媒体に使われる半導体)の需給が緩み、市況下落が続いた。さらに、米中ハイテク戦争の影響を受けて、中国での需要鈍化が鮮明になった。半導体ブームの終焉を先取りするように、日本の半導体関連株は2017年末から1年以上にわたって大きく下がった。

 日本の半導体関連株がピークアウトした時は、まだ空前の半導体ブームが続いていた。半導体関連株は半導体産業のピークアウトを1年近く早く織り込み始めていたことになる。これは過去の経験則通りである。半導体関連株はシリコンサイクル(半導体ブームと半導体不況を繰り返す、半導体産業のサイクル)を1年以上、先取りして動くことが多いのだ。

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