エクイニクス、グローバルプラットフォームの接続性を強化

NO BUDGET

2019-04-24 14:15

 エクイニクスは、ネットワークサービス「Equinix Cloud Exchange Fabric(ECX Fabric)」の接続性を拡張し、グローバルプラットフォームとしての機能を強化したと発表した。

 今回の拡張では、5大陸37メトロ(都市圏)間で企業、クラウドプロバイダー、ネットワークプロバイダーの接続が実現し、デジタルエッジにおけるインターコネクションが世界規模で可能となる。新しいECX Fabricのグローバル接続機能は、北南米、欧州、アジア太平洋の地域間で提供される。

 ECX Fabricは、Software Defined Networking(SDN)ベースのオンデマンドのインターコネクションサービス。これまでにグローバル企業やクラウドおよびネットワークサービスプロバイダーを含む1400社以上が利用している。ECX Fabric対応の複数のメトロでPlatform Equinixを活用することにより、クラウド、ネットワーク、その他の各種サービス、エクイニクスIBX(International Business Exchange)データセンター(IBXデータセンター)上の自社システムの間を、オンデマンドでプライベートに世界規模で相互接続できる。

 今回の機能強化では、データセンター間のプライマリ接続に利用するだけでなく、既存のMPLS(Multi Protocol Label Switching )やEthernetネットワークを補完し、メトロ間でのバックアップ接続、一時的なトラフィック増への対応、低プライオリティトラフィックのオフロード、短期プロジェクトで帯域追加など、用途に応じてさまざまな活用が可能となる。

 また、Platform Equinix上でAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Oracle Cloud Infrastructure、Google Cloudをはじめとする世界の主要クラウドサービスへ最適な形で接続が可能となる。

 なお、ECX Fabricへのアクセスは、カスタマー向けセルフサービスポータル、またAPIで実行し、メトロ内またはメトロ間の接続をグローバル規模でオンデマンドに作成、管理できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]