富士通とSAP、クラウドサービスの開発提供に向け協業を開始

NO BUDGET

2019-04-26 06:00

 富士通とSAPジャパンは、SAPの標準アプリケーションを機能拡張・補完する業種向けサービスを、SAPのクラウドサービス「SAP Cloud Platform」上に共同で開発、提供していくと発表した。従来のSAPアプリケーションのカスタマイズや機能拡張を富士通がSAP Cloud Platform上で開発、提供することで、ユーザー独自の業務システムとのスムーズな連携を実現していくという。

協業概要
協業概要

 今回合意した協業では、SAP補完ソリューションの拡充とユーザー企業ごとの拡張要件への対応の2つが大きな柱となる。

 補完ソリューションの拡充ではSAP標準アプリケーションにはない新機能などを「SAP Cloud Platform」上で開発し、機能を拡張する。また、個別の拡張要件への対応では、ユーザー企業の業務拡張に合わせ、新しいアプリケーションをSAP Cloud Platform上で開発し、提供する。

 富士通は、現状で150人超のSAP Cloud Platformのエンジニアを年間50人規模で育成し、体制を強化することで、SAP Cloud Platformの活用を積極的に推進していく。SAPジャパンは、「SAP Cloud Platformの専門技術者を派遣し、富士通の体制強化を支援していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]