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日本株展望

Sell in Mayの不安?--アノマリーは繰り返されるか

ZDNet Japan Staff

2019-04-26 11:48

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 2019年は「Sell in May and go away」が再現するか
  2. 米国株高は業績見通しの先行き期待が背景
  3. ナスダックが下落するなら投資の好機?

 これら3点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

2019年は「Sell in May and go away」が再現するか

 10連休を控えて見送り感が強い中、日経平均は2万2000円台前半で上値が重い動きとなっている。米国市場では今週、S&P500指数やナスダック総合指数が史上最高値を更新するなど外部環境は改善したが、国内市場では連休明けに発表される2019年3月期の企業決算や業績見通しを見極めたいムードが強い状況だ。

 こうした中、例年の春以降に注目される相場格言「Sell in May and go away」(株は5月に手仕舞え)を警戒したいと思う。

 図表1は、米国のダウ平均、日経平均、ドル円の過去20年(1999~2018年)の推移を平均化して季節性を示したものである。米国市場の恐怖指数(VIX)はこのところ13ポイント前後まで低下。何らかのショックで市場の予想変動率が上昇すると、米国株は急落しやすくなり、ドル円も急落する(リスク回避の円買い)可能性がある。

 5月に海外市場で投資家のリスク許容度が悪化すると、外国人の先物売り主導で日経平均がいったん下落する可能性は否定できない。連休中に予定されている海外イベントのうち、FOMC(米連邦公開市場委員会、4月30日~5月1日)、米中貿易交渉、4月の米雇用統計(5月3日)などの結果と市場の反応に要注意である。市場実績に基づくアノマリー(季節的な傾向)でしかないが、2019年は米国株式が年初から堅調を続けた経緯からも警戒を怠れない。

図表1:日米市場に「警戒の季節」が到来?

出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(1999年1月1日~2018年12月31日)
出所:Bloombergのデータから楽天証券経済研究所が作成(1999年1月1日~2018年12月31日)

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