編集部からのお知らせ
新着・電子インボイスの記事まとめ
記事まとめDL:オンライン確認「eKYC」

Google Cloud、SAPとの連携強化--エンタープライズ市場戦略加速へ

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2019-05-10 12:15

 Google CloudとSAPは、SAPの「Embrace」プロジェクトの一環として、ベストプラクティスやリファレンスアーキテクチャーを共通の顧客に提供し、ワークロードの移行を後押しするとともに、「C/4HANA」の拡張機能の提供などを共同で進める。Google Cloudにとって、SAPとの連携を強化することはさらなるエンタープライズ顧客の獲得につながる可能性がある。

 SAPとGoogle Cloudは、これまでもエンタープライズ顧客獲得のために協力してきた。SAPはまずAmazon Web Services(AWS)と協力関係を結んだが、Google CloudやMicrosoft Azureとも強固なパートナーシップを築いている。

 SAPはEmbraceと呼ばれるプログラムで、Azure、AWS、Google Cloudとより緊密に協力していくという。SAPとこれらのクラウドパートナーは、顧客に「S/4HANA」などのSAPアプリケーションでの利用に適したプラットフォーム、サービス、ソフトウェア、インフラを推奨していく。

 Googleにとって、SAPとのさまざまなパートナーシップは、エンタープライズ顧客の獲得に向けた懸命な取り組みの一環となる。最高経営責任者(CEO)にThomas Kurian氏が就任して以降、Google Cloud Platformは元OracleのHamidou Dia氏や元MicrosoftのJohn Jester氏など、大手エンタープライズ企業から複数の幹部を獲得している。4月には、SAPの元ベテラン幹部であるRobert Enslin氏が、グローバルカスタマーオペレーション担当の新しいプレジデントとしてGoogle Cloudに加わった。

 Google Cloud Platformは「2019 SAPPHIRE NOW」でSAPとのパートナーシップについて次のような発表を行っている。

  • S/4HANAをGoogle Cloudに移行するためのベストプラクティスやリファレンスアーキテクチャー。同社はベストプラクティスやリファレンスアーキテクチャーの提供によって、SAP Cloud PlatformとGoogle Cloudのサービスを連携して活用するためのプロセスを容易にする。
  • Google Cloud上で利用できるSAP C/4HANAの拡張機能。これらの拡張機能は、開発者がC/4HANAとGoogle Cloudのサービスをネイティブに組み合わせることを可能にするものだ。C/4の拡張機能の展開と管理を行うためのKubernetesサービスも提供される。
  •  Google Cloud上で「SAP HANA Enterprise Cloud」をマネージドサービスとして提供。このマネージドサービスを利用するSAPの顧客は、バックグラウンドで管理されたコンピュートインフラで人工知能(AI)や機械学習、アナリティクスを利用することができる。
  • この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]