SaaS型社内SNS「Talknote」が組織活性スコア機能を追加した。メンバーの利用状況を集計、分析し、コミュニケーションの活性度合いや変化をスコア化。生産性向上や従業員の“エンゲージメント”強化につなげるという。開発、提供するTalknote(旧トークノート、港区)が発表した。
組織や仕事への興味や関心、安心して気兼ねなく発言可能で自分らしくいられているか、主体的に承認できているかなど、組織の活性度合いを計測するという。
具体的には「プロフィール写真」「自己紹介」の登録有無、「グループへの投稿」「コメント」「いいね!」「アプリ起動」のその日の実施、未実施という6つを指標にスコア化。活性状況の定量的な把握で、改善が必要な要因の特定、具体的な施策が打てるとしている。
画面イメージ(出典:Talknote)
米調査会社Gallupによれば、エンゲージメントの高い企業と低い企業、それぞれ25%を比較すると、売り上げ20%、生産性17%、離職率は25%の差があるという。
組織を活性化、エンゲージメントが向上すると、情報共有の活発化が見込めるという。風通しの良い社内コミュニケーションが可能になり、業務に積極的な従業員が増加。個々の生産性、働き甲斐、組織への愛着心、業績などの向上、離職率低下などにつながるとしている。
利用料金は非公開。