Googleは、スペインのバルセロナで開催中の「KubeCon EU」カンファレンスの初日である現地時間5月21日、同社のマネージド型「Kubernetes」環境「Google Kubernetes Engine」(GKE)に対するアップデートを発表した。また、「Windows Server Container」のサポートについても言及した。
同社は6月から、GKE上で稼働する「Windows Server Containers in Kubernetes 1.14」を提供する予定だ。
同日の発表によると、まず5月からアルファ版としてGKEで新たなリリースチャネルが利用可能になるという。これにより顧客は、「Rapid」と「Regular」「Stable」からチャネルを選択し、自らのニーズに適合したペースで自動的にクラスターをアップグレードできるようになる。クラスターは各チャネルに対応付けられたバージョンに更新されるため、顧客は必要なレベルの安定性を確保できるはずだ。
これらチャネルのうち、まずRapidチャネルの提供が開始されている。同チャネルは新機能を必要とする初期段階のテスターや開発者向けであり、1週間に1度程度の頻度で新たなリリースが提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。