「Google Kubernetes Engine」、新たなリリースチャネルを追加--Windows Server Containersをサポート

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2019-05-22 10:20

 Googleは、スペインのバルセロナで開催中の「KubeCon EU」カンファレンスの初日である現地時間5月21日、同社のマネージド型「Kubernetes」環境「Google Kubernetes Engine」(GKE)に対するアップデートを発表した。また、「Windows Server Container」のサポートについても言及した。

 同社は6月から、GKE上で稼働する「Windows Server Containers in Kubernetes 1.14」を提供する予定だ。

 同日の発表によると、まず5月からアルファ版としてGKEで新たなリリースチャネルが利用可能になるという。これにより顧客は、「Rapid」と「Regular」「Stable」からチャネルを選択し、自らのニーズに適合したペースで自動的にクラスターをアップグレードできるようになる。クラスターは各チャネルに対応付けられたバージョンに更新されるため、顧客は必要なレベルの安定性を確保できるはずだ。

 これらチャネルのうち、まずRapidチャネルの提供が開始されている。同チャネルは新機能を必要とする初期段階のテスターや開発者向けであり、1週間に1度程度の頻度で新たなリリースが提供される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]