PFU(石川県かほく市)は、業務用イメージスキャナー「fi」シリーズに対応する「fi Series Web API」の無償ダウンロード提供開始を発表した。JavaScriptを活用し、ウェブアプリケーションにfiシリーズのスキャン機能を追加可能。ブラウザに依存せず、スキャナーの制御や読み取り、データのアップロードなどが実行できるという。同日からダウンロードできる。

導入前後の違いイメージ(出展:PFU)
ソフトウェア開発キットとして無償で提供する「Fujitsu Scanner Control SDK」の追加コンポーネントで、Windows 7/8.1/10に対応。2018年12月から開発パートナーやインテグレーターなどに提供していた。開発量が従来のActiveXコントロールなどを開発する場合に比べて2分の1になるとしている。

実行環境構成図(出展:PFU)
対応製品は、A3モデルの「fi-7900」「fi-7800」「fi-6400」「fi-7700」「fi-7700S」「fi-7600」「fi-7480」「fi-7460」、A4モデルの「fi-7300NX」「fi-7280」「fi-7260」「fi-7180」「fi-7160」「fi-7030」「SP-1425」、A6モデルの「fi-65F」、2013年10月で販売を終了したA3モデル「fi-6800」とA4モデルの「fi-5950」。A4ネットワークスキャナーの「N7100」は非対応。
fiシリーズは、富士通ブランドのイメージスキャナー。全世界の累計出荷台数1000万台を超え、紙を取り込んで読み取るドキュメントスキャナーとしては世界ナンバー1のシェアを誇るとしている。

主な製品一覧(出展:富士通)