インターコム(台東区)は6月7日、開発、販売する給与明細配信SaaSの新版「Web給金帳Cloud Ver.2.2」を発表した。給与計算ソフト「弥生給与」などに対応する。同日から提供する。
紙の明細書と同じレイアウトのPDFを配信可能で、「TimePro-XG」、「ARDIO」のほか、給与データをCSV出力できるその他の給与計算ソフトへの対応も追加。あらゆる給与計算ソフトに対応した新バージョンになるとしている。
あらゆるオフィス文書を対象の従業員へ一括配布可能。公開対象者を限定した資料配付もできる。電子化でペーパレスを実現、コストを削減しつつ、毎月の明細作成、配布といった担当者の手間と時間を削減するとしている。
従業員はPC、スマートフォンに対応する専用ページへのログインでファイルを自由に閲覧可能。PCがない従業員でもスマートフォンでの資料閲覧が可能になる。
使用イメージ(出展:インターコム)
Web給金帳Cloudは、給与明細配信ソフトウェア「Web給金帳 V3」のクラウド版。対応を追加した弥生、アマノ、三菱電機ビジネスシステムのほか、従来からOBC、PCA、応研などの給与計算ソフトに対応している。
1人あたりの税別利用料金は、配信人数10~99人の場合、月額220円、年額2500円、5年で1万2000円。100~199人の場合、月額130円、年額1500円、5年で7000円。200~299人の場合、月額85円、年額950円、5年で4500円。