リコー、自社製品への侵入テストを実施--IBM X-Force Redが協力

NO BUDGET

2019-06-21 15:34

 リコーは、セキュリティーチーム「IBM X-Force Red」の協力を得て、自社製品への侵入テストを実施した。日本IBMが6月19日に発表した。

 ペネトレーションテスト(侵入テスト)はリコーの複数のプロダクトやサービスを対象に実施され、テスト結果をまとめた報告書が3月に提出されている。今回、日本IBMのセキュリティーチームは、ペネトレーションテストの準備、報告書の作成、質問対応などを日本語で対応し、テストの検討開始から報告書提出までの期間は約6カ月だった。

 IBM X-Force Redは、企業が直面する最新のセキュリティー脅威に関する幅広い最先端の知識を備え、優れたスキルと実績を持つグローバルなホワイトハッカーチーム。米国のオースチン、アトランタ、英国のハーズレー、オーストラリアのメルボルンの4拠点で170人以上が活動している。ネットワーク、ハードウェア、ソフトウェアの脆弱性やヒューマンエラーによる脆弱性をサイバー犯罪者よりもいち早く発見し、必要な対応を提言する。

 日本IBMでは、攻撃者視点での侵入を試みるペネトレーションテストを行うことで、脆弱性を発見し、対策方法を素早く提示するなど、企業のサイバーセキュリティー対策の強化を支援できるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]