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「Oracle Analytics」--オラクルがBI、アナリティクス製品を統括する新ブランド

Andrew Brust (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2019-06-26 11:44

 エンタープライズBIの世界では古参であるOracleのビジネスインテリジェンス製品スタックは、製品の進歩や買収、パートナーシップによって大きく膨らんできた。このため、同社の製品ラインアップと価格の体系は、非常に分かりにくいものになってしまっていた。しかし同社は、米国時間6月25日にカリフォルニア州マリン郡にあるスカイウォーカーランチで開催された「Oracle Analytics Summit」で、同社のアナリティクス関連の製品やサービスをシンプルにしてまとめた新たなブランディングとパッケージングを発表した。

 今後は、「Oracle Analytics」が同社のすべてのBI製品とデータアナリティクス製品を取りまとめる親ブランドになる。比較的古い製品である「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition」(OBIEE)と「Hyperion Enterprise Performance Management」(EPM)は今後も存続し、サポートも継続されるが、新規の投資や活動はOracle Analyticsにのみ行われる。

 この分野の新たな責任者であり、どちらもMicrosoftのBI部門出身であるBruno Aziza氏(AI、データアナリティクス、クラウド担当グループバイスプレジデント)と、T.K. Anand氏(Analytics Cloud担当シニアバイスプレジデント)は、 筆者に新たなブランディングと製品の分類枠組みについて説明してくれた。Oracle Analyticsは次の3つの柱からなっている。

  • すべてのスタンドアロンのクラウドアナリティクス製品が含まれ、フラッグシップ製品として位置づけられている「Oracle Analytics Cloud」
  • すべてのスタンドアロンのオンプレミスアナリティクス製品が含まれ、基本的にOBIEEを再始動したものである「Oracle Analytics Server」
  • Oracleの多くのビジネスアプリケーションで提供されているアナリティクス機能をカバーする「Oracle Analytics for Fusion Applications」

 Oracleによれば、これらの3つの柱に含まれている製品では、従来のアナリティクス機能に加えて、拡張分析や自然言語処理などの新機能も利用できるという(Oracleのビジネスアナリティクスに関するロードマップはこちらから参照できる)。同社はまた、セルフサービスのデータ発見、レポーティング及びダッシュボードなどに関して、クラウド、デスクトップ、モバイルデバイスを問わず、統一的なユーザー体験を提供すると述べている。

 Oracle Analytics for Fusion Applicationsについてはもう少し説明が必要だろう。この製品ポートフォリオは、Oracle自身が育ててきたERP製品や財務アプリケーションに加え、長年の間に買収によって獲得してきたPeoplesoft(ECM)やSiebel(CRM)、JD Edwards(ERP)、Hyperion(企業パフォーマンス管理)、Netsuite(クラウドベースの中間市場向けビジネスアプリケーション)などの製品から構成されている。

 アーキテクチャー的には、Oracle Analytics Cloudと同社の「Autonomous Data Warehouse」(ADW)がOracle Analytics for Fusion Applicationsの基盤になる。ただし、それらのサービスとは違って、Oracle Analytics for Fusionは「サービスとしてのプラットフォーム」(PaaS)ではなく「サービスとしてのソフトウェア」(SaaS)として提供される。

 Oracle Analytics for Fusionの料金は、部門単位での利用に向いているユーザー単位の料金と、企業単位での利用に向いているOracle CPU (OracleのCPU使用量の単位でOCPUとも呼ばれ、基本的にコアベース)単位での料金のいずれかを選択できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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