日本株展望

不動産は投資妙味あり?--賃貸不動産に巨額の含み益を有する不動産・電鉄・倉庫株リスト

ZDNet Japan Staff 2019年06月27日 11時17分

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 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 賃貸不動産に巨額の含み益が存在する銘柄のリスト
  2. 「実質PBR」で割安企業を見つける
  3. 持っているだけでは意味がない、活用してこそ価値がある「含み益」
  4. 投資判断
  5. 実質PBRの計算方法とPBRを理解するためのイメージ図

 これら5点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 日経平均株価はしばらく上値の重い展開が続きそうである。ここはじっくりと割安な銘柄を仕込んでいく局面と考えている。

 今回は賃貸不動産に巨額の含み益を有する銘柄への投資アイデアを紹介する。

賃貸不動産に巨額の含み益が存在する銘柄のリスト

 2010年から上場企業には賃貸不動産の時価開示が義務付けられた。それ以来、賃貸不動産に巨額の含み益がある企業が明らかになった。不動産・電鉄・倉庫業で含み益が大きい上位3社を挙げると以下の通りである。

不動産・電鉄・倉庫業で賃貸不動産の含み益が大きい企業(上位3社ずつ):2019年3月末時点

出所:2019年3月期有価証券報告書(住友不動産のみ決算短信)から楽天証券経済研究所が作成
出所:2019年3月期有価証券報告書(住友不動産のみ決算短信)から楽天証券経済研究所が作成

 トップの三菱地所はなんと3兆円を超える含み益がある。念のため、含み益とは時価と簿価(帳簿上の価格)の差額のことである。例えば、1兆円で買った不動産の時価が1兆3000億円に値上がりしていたら、そこに3000億円の含み益が存在することになる。その不動産を時価で売却すると3000億円の利益が上がる。

 あり得ないことだが、もし三菱地所が保有する賃貸不動産を全て時価で売却すると3兆4228億円の利益を得られるわけである。

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