
「間隔を詰める」ボタンはトグル式でメール一覧の間隔を調整する
Wordはマクロを含んだことを示す拡張子「docm」ファイルの共同編集をOneDrive for Business上でサポートし、Excelは3Dモデル挿入機能の強化やいくつかのバグフィックスを加えている。
Skype for BusinessもPolycom CX5500などのデバイス使用時にディスプレイの倍率が100%を超えても正しく描画する修正や4Kディスプレイ使用時にビデオ動画の中央ぞろえで正しくトリミングする修正が加わり、Microsoft Office Communicatorクライアントに対するファイル転送のサポートやMicrosoft Teamsとの親和性を向上させた。
Mac版を含むその他の更新
バージョン16.26(ビルド19060901)に更新したMac版だが、リリースノートによれば、Word、Excel、PowerPointにメンション機能を追加した。個別の変更点を確認すると、Excelにピボットテーブルの自動グループ化を無効にするオプションや、下付き文字・上付き文字・取り消し線をリボンやクイックアクセスツールバーから実行可能にしている。
PowerPointはMicrosoft Streamのサポートやライブキャプションと字幕の翻訳機能が加わった。Outlookにはメッセージや会議メモをOneNoteに保存するボタンが追加されている。
バージョン2.26(19060403)に更新したiOS版は、Word、Excel、PowerPointにメンション機能やOneDrive for Business上のファイルを別のフォルダーへ移動するコマンドを追加。また、Outlook単独の機能としてクラウド上のファイル検索機能やApple Watchへの通知が加わった。対応するクラウドストレージは、OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint、Googleドライブ、iCloud、Dropbox、Boxとなる。
バージョン16.0.11727.20104に更新したAndroid版はOutlookのみ変更が加わった。メール内からアプリを呼び出す機能やメールへの返信提案、特定相手のお気に入り登録や特定相手のみの通知機能、そしてメンション機能を新たにサポートしている。ウェブ版(Office Online)もWord Online、Excel Online、PowerPoint Onlineにメンション機能をサポートした。