NECとBoxが協業強化--顔認証などAI分野で連携

ZDNET Japan Staff

2019-07-11 14:50

 NECとBox Japanは7月11日、クラウドコンテンツマネジメント分野における協業を強化すると発表した。NECは、グローバル情報共有基盤にBoxを採用した国内最大規模のユーザーとして、その知見・ノウハウに基づくソリューションをBoxと共同で提供する。

 AI(人工知能)の分野においては、顔認証技術を用いたログイン機能や、自動応答技術を使ったヘルプデスク機能を提供する予定。また、NECによる業種・業務特化型のパッケージソリューションと、世界で9万5000社が導入するBoxのユースケースを組み合わせ、生産性向上や働き方改革を支援するソリューションを提供するとしている。

 NECは2017年にBoxの取り扱いを始めており、デジタル経営の中核となる「ワークスタイル変革」を支える基盤として活用している。グローバル170カ国で事業を展開する同社グループの全社員10万人が利用する。

 今回の協業を受けて、NECは、Boxの導入支援と業務システムとの連携開発などを行うエンジニアを今後3年間で100人に増員する計画だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェア対策をマンガで解説、手口や被害のデータから見る脆弱性放置の危険性とは?

  2. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  3. セキュリティ

    セキュリティリーダー向けガイド--なぜ今XDRとSIEMの違いを理解することが重要なのか

  4. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]