
Bad Rabbit
2017年に発生したランサムウェアの世界的な流行のうち最後の1つも、やはり国家所属のハッカーの手によるものとの見方がある。「Bad Rabbit」もNotPetyaと同じくウクライナやロシアなどで展開されたが、ポーランドと韓国でも被害があったと報じられた。ただし、WannaCryやNotPetyaと比べると影響は小さかった。
NotPetyaとは違って、Bad Rabbitの主な感染メカニズムにはEternalBlueは使用されていない。またそのコードには、米国の有名なテレビ番組「Game of Thrones」に関する言葉が数多く埋め込まれていた。