
Duqu
イスラエル国防軍の悪名高き8200部隊が開発したものと考えられている「Duqu」は、2011年にハンガリーのセキュリティリサーチャーらによって発見された。そして新たなバージョンが2015年に発見され、「Duqu 2.0」というコード名が与えられた。
最初のバージョンはStuxnet攻撃を支援するために使用され、2つ目のバージョンはロシアのウイルス対策企業Kaspersky Labのネットワークを攻撃する際に使用された。Duqu 2.0は、イランの核開発プログラムと経済制裁に関する国際連合常任理事国とドイツ、欧州連合(EU)の話し合いの場となったオーストリアとスイスのホテルに設置されているコンピューターからも発見されたと報じられた。