製造現場のIoTは人も考慮--NSSOLが提唱する「IoX」のこだわり

松岡功

2019-07-18 07:00

 本連載では、筆者が「気になるIT(技術、製品、サービス)」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、日鉄ソリューションズ(NSSOL)がこのほど提供開始した製造現場向けソリューション「安全見守りくん・エントリーモデル」を取り上げる。

数多くの製造現場における安全管理を支援

 NSSOLはこれまで、熱中症対策をはじめとした安全、安心な作業現場を実現する“IoX”ソリューション「安全見守りくん」を提供してきたが、すぐに導入したいとの顧客ニーズに対応し、スモールスタートが可能なエントリーモデルを7月より販売開始した。

 昨今の製造現場では、作業員の高齢化による安全対策の重要性の高まり、労働人口の減少による一人作業化、夏場の気温上昇など作業環境の悪化といった課題を抱えている。

 これに対し、同社は「安全見守りくん」を2017年より提供開始し、日本製鉄および同社グループ企業をはじめとした、数多くの製造現場における安全管理を支援してきた。新たなソリューションはそれらの導入実績を踏まえ、より多くのユーザーができるようにラインナップの拡充を図ったものである。(図1)

図1:安全見守りくん・エントリーモデルのサービス概要(出典:日鉄ソリューションズ)
図1:安全見守りくん・エントリーモデルのサービス概要(出典:日鉄ソリューションズ)

 エントリーモデルの「安全見守りくん」は、既存版の基本機能から位置、動態、バイタル情報の検知に絞り、標準稼働環境に日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用することで、システム立ち上げまでの期間を短縮し導入しやすさを高めたのが特徴。また、正式な導入前の段階で試用により効果を確認できるよう、1カ月間の「トライアルパック」も用意している。

 導入後の月額費用は30ユーザーで12万円から。初期費用およびインフラ環境や利用機器に関する費用が別途必要となる。

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