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日本株展望

半導体関連株「買い」判断を再び強調--2020年に半導体ブーム復活へ

ZDNet Japan Staff

2019-07-25 10:49

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 2019年に入ってから半導体関連株が大きく上昇
  2. 米国の半導体株価数は高値更新
  3. 日韓摩擦でDRAM市況が反発、半導体関連株の上昇が加速
  4. 2020年に半導体ブームが復活すると予想

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 半導体不況が続く中、半導体関連株が上昇している。2020年に半導体ブームが復活する織り込みが始まっていると考えている。半導体関連株「買い」の投資判断を再度、強調したいと思う。

2019年に入ってから半導体関連株が大きく上昇

 日本の半導体関連株は2017年に急騰した後、2018年は年初から急落した。これは2018年末に半導体ブームがピークアウトすることを織り込む動きだったと考えられる。

  今も半導体不況は続いている。ところが、2019年初から半導体関連株は急反発している。これは2020年に半導体産業が再びブームを迎えることを織り込む最初の動きと判断している。

日経平均株価と半導体関連5社(合成株価)の動きを比較:2017年1月4日~2019年7月24日

注:半導体5社は、東京エレクトロン・アドバンテスト・信越化学・SUMCO・ルネサスエレクトロニクスの合成株価。2017年1月4日を100として指数化。楽天証券経済研究所が作成
注:半導体5社は、東京エレクトロン・アドバンテスト・信越化学・SUMCO・ルネサスエレクトロニクスの合成株価。2017年1月4日を100として指数化。楽天証券経済研究所が作成

 半導体業界が世界的なブームに沸いていたのは2018年前半まで。年後半はブームの中心にあったフラッシュメモリー(データセンターやスマートフォンの記憶媒体に使われる半導体)やDRAM(一時的なデータ保存に使われる半導体)の需給が緩み、市況下落が続いた。さらに、米中ハイテク戦争の影響を受けて中国での需要鈍化が鮮明になった。半導体ブームの終焉を先取りするように、日本の半導体関連株は2017年末から1年以上にわたり大きく下がった。

 日本の半導体関連株がピークアウトした時はまだ空前の半導体ブームが続いていた。半導体関連株は半導体産業のピークアウトを1年近く早く織り込み始めていたことになる。これは過去の経験則通りである。半導体関連株はシリコンサイクル(半導体ブームと半導体不況を繰り返す、半導体産業のサイクル)を1年以上、先取りして動く傾向がある。

 今、半導体関連株が急反発しているのは、2020年の回復先取りの動きと判断している。

半導体関連、投資の参考銘柄

単位 株価:円 PER:倍 配当利回り:%
出所:PERは7月24日株価を今期1株当たり利益(会社予想)で割って算出。今期利益予想を公表していないSUMCOは市場予想を使用。配当利回りは今期1株当たり配当金(会社予想)を7月24日株価で割って算出。今期配当予想を公表していないSUMCOとルネサスは市場予想を使用。市場予想は日経QUICKコンセンサス予想
単位 株価:円 PER:倍 配当利回り:%
出所:PERは7月24日株価を今期1株当たり利益(会社予想)で割って算出。今期利益予想を公表していないSUMCOは市場予想を使用。配当利回りは今期1株当たり配当金(会社予想)を7月24日株価で割って算出。今期配当予想を公表していないSUMCOとルネサスは市場予想を使用。市場予想は日経QUICKコンセンサス予想

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