本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。
今日のポイント
- 米FRBが10年半ぶりに0.25%利下げ:「引き締めから緩和」へ舵を切り替え
- 期待ほど「ハト派」でなかったPowell議長の発言
- 為替は1ドル108円台で小動き
- 次の注目は「米中貿易協議」
これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。
米FRBが10年半ぶりに0.25%利下げ:「引き締めから緩和」へ舵を切り替え
31日(日本時間では1日午前3時)、米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表された。米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、0.25%の利下げを実施。具体的には2.25~2.50%であったフェデラルファンド(FF)金利の誘導水準を2.00~2.25%に引き下げた。
米政策金利(FF金利)の推移:2000年12月~2019年7月
