Hewlett Packard Enterprise(HPE)は、MapRの資産を買収したと発表した。同社の技術、知的財産、アナリティクスや人工知能(AI)、機械学習(ML)用ツールなどが含まれる。
HPEは、MapRが現在展開しているサービスや進行中の刷新を支援すると発表した。また、MapRのパートナーエコシステムも引き続き支援するという。
買収の条件は明らかにされていない。
HPEに対して、MapRはより多くのビッグデータのノウハウやAI展開とMLのワークフローを提供できる。HPEの最高経営責任者(CEO)Antonio Neri氏は、MapRのファイルシステム技術によってHPEはエッジからクラウドまで統合されたアナリティクスを実現できると述べた。
ClouderaとHortonworksが次世代プラットフォームの構築を視野に合併するなど、ビッグデータの分野で統合が進んでいる。また、SalesforceはTableauの買収を発表しており、ここ数カ月間でビジネスインテリジェンス(BI)分野でも買収が続いている。
HPEは、「MapR Data Platform」を利用し、「BlueData」アナリティクスツールを拡張する計画などを明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。