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日本株展望

荒れ馬相場を乗りこなす「積み立て」投資術--日経平均の乱高下で「ドルコスト平均」効果を発揮

ZDNet Japan Staff

2019-08-07 10:38

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 荒れる日経平均
  2. 荒れれば荒れるほど、投資成果が高まる「積み立て」投資
  3. ファンドマネージャーにとっても、うれしかった「積み立て投資」

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 今回は、「日本株に積み立て投資を始めたものの不安」という読者の声があることに対して、筆者の考え方をお伝えする。

荒れる日経平均株価

 日経平均株価の乱高下が続いている。筆者は、日本株は割安で魅力的な投資対象と考えている。日経平均に連動するインデックスファンドに投資していけば、中長期で資産形成に貢献すると思う。

 ただし、短期的には貿易戦争や世界景気悪化の不安から、さらに下がるリスクもある。日経平均の欠点は、値動きが荒いことである。いつ、投資したら良いか、タイミングの判断が難しいアセットだ。

 日経平均とNYダウの値動きを比較した、以下のグラフをご覧いただきたい。

日経平均とNYダウの値動き比較:2012年末~2019年8月6日

注:2012年末の値を100として指数化、楽天証券経済研究所が作成
注:2012年末の値を100として指数化、楽天証券経済研究所が作成

 アベノミクス相場がスタートした2013年からの累計で比較すると、日経平均の方が少しだけ大きく上昇している。ただし、下げ局面(上のグラフで青矢印をつけた所)だけ見ると、日経平均がNYダウより大きく下落していることが分かる。

 日経平均は、上げる時も下げる時も、NYダウより値動きが大きく、それだけに、いつ買ったら良いのか、判断が難しいと思う。

 日経平均の値動きを荒くしているのは、外国人投資家である。外国人は、売るときは下値を叩いて売り、買うときは上値を追って買い、日経平均の値動きを大きくしている。

 外国人投資家から見て、日本株は「世界景気敏感株」である。世界景気に何らかの不安が出ると、まず日経平均から売る。逆に、世界景気に明るい兆しが出ると、日経平均から買う。そのため、日経平均は世界のどこかで起こる、あらゆる強弱材料に反応して、激しく乱高下する。

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