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日本株展望

2020年リーマン・ショックが起きる?--不安材料は多いが、リーマン級の経済危機はないと考える理由

ZDNet Japan Staff

2019-08-14 10:59

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. リーマン・ショックから11年、長銀・日債銀破綻から21年、危機は繰り返す?
  2. 21年前にも世界的な金融危機があった
  3. リーマン・ショックはなぜ起こった? ショックを引き起こした2つの要因
  4. リーマン・ショックは短期で終息
  5. リーマン・ショック前と今の比較、似ているところ
  6. リーマン・ショック前と今で、異なるところ
  7. 結論:リーマン級の危機が起こる可能性は低いと判断

 これら7点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

リーマン・ショックから11年、長銀・日債銀破綻から21年、危機は繰り返す?

 11年前(2008年)の9月15日、米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻すると、世界景気は急激に悪化し、「リーマン・ショック」と呼ばれる不況に陥った。

 リーマン・ブラザーズの財務が悪化し、経営危機に瀕していることは、当時、既に知れ渡っていた。ただし、巨大金融機関リーマンが破綻すると、世界中に金融危機が拡散する恐れがあるので、米政府が公的資金を入れて救済すると考えられていた。それだけに、リーマン破綻のニュースで衝撃が走り、世界の株式市場は大暴落した。

 この衝撃から、一時的に世界中で「需要消失」が起こり、世界中で製造業の生産が止まった。金融危機から始まり、製造業の危機に発展した。

21年前にも世界的な金融危機があった

 21年前、1998年にも、金融危機があった。日本では、日本長期信用銀行と日本債券信用銀行が破綻し、日本の金融危機がスタートしたのが1998年だった。同時に世界も危機に見舞われた。中南米の通貨危機がアジアに拡散し、さらにロシア危機まで起こったのが1998年だった。

 1998年の危機から10年後の2008年にリーマンショックが起こり、その11年後が2019年である。危機は繰り返すと心配する人もいる。

 筆者は、1~2年以内にリーマン級の危機が起こる可能性は低いと考えている。確かに、米中対立が泥沼化し、世界経済が崩壊する懸念も出ている。ただし、冷静に分析すれば、今は、当時と全く異なる環境である。

 今回のレポートでは、リーマンショック時と今を比較し、今ある世界の金融市場のリスクについて、考える。その前に、そもそも、リーマンショックはなぜ起こったのか、そこから始める。

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