クレイ、米エネルギー省のエクサスケールスパコン構築で約640億円の契約を受注

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2019-08-14 14:08

 スーパーコンピューターメーカーのCrayは米国時間8月13日、米エネルギー省と米国家核安全保障局(NNSA)、ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)と協力し、エクサスケールスーパーコンピューター「El Capitan」を構築するという6億ドル(約640億円)の契約を締結した。これはCrayにとって、米国でのエクサスケールスーパーコンピューターの受注として3件目となる。

 Crayは、同じく13日に発表された同社の改良版「Shasta」アーキテクチャーによって、高性能コンピューティング(HPC)と、クラウドコンピューティングのモジュール性や使用容易性が融合されると述べた。ここでの「融合」はHewlett Packard Enterprise(HPE)によるCray買収の核心的な動機となっている。HPEは将来的に「サービスとしてのHPCプラットフォーム」、すなわちHPCaaSを提供することで、エンタープライズ顧客に対するスーパーコンピューター製品の販売力を強化しようとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]