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日本株展望

日経平均PBR1倍は買い?--トランプ支持率と株価の関係にヒント

ZDNet Japan Staff

2019-08-16 10:48

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米・英市場の長短金利逆転で「Rの悲劇」を警戒
  2. ドル/円の下落より下落率が大きい通貨を知る
  3. 「パニックは政策の母」なら何を期待できる?
  4. リスク要因への政策対応の可能性を整理

 これら4点について、楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

米・英市場の長短金利逆転で「Rの悲劇」を警戒

 今週の国内株式は、米国株急落と為替の円高を受け下落した。米中貿易摩擦と世界景気の先行き警戒感が高まり、14日の米国と英国の債券市場ではイールドカーブ(利回り曲線)上で長短金利(10年債利回りと2年債利回り)が一時逆転し、いわゆる「逆イールド」現象が発生。米30年国債利回りは史上初めて2%を割り込んだ。

 米国市場の長短金利逆転は、2007年以来約12年ぶりで、株式市場は景気後退(リセッション)の頭文字をとる「Rの悲劇」を織り込む展開となった。株価の急落で米国市場の「恐怖指数」(VIX=株価の先行き変動予想)は22ポイントを上回り、リスク回避姿勢の強まりが外国人投資家による先物売りにつながっている。

 なお、為替市場では日米金利差縮小とリスク回避の円買い需要で円高が進行。図表1は、米ダウ平均と日経平均の推移(左軸)に「円通貨指数」(右・逆軸)の推移を重ねたものである。円通貨指数は、主要外貨に対する円の価値変動を貿易加重平均にした通貨指数で、図表上では「円通貨指数が下に向かうと円高」、「上に向かうと円安」を示す。

 ドル円が「100円の攻防」となった2016年8月当時よりも円通貨指数が高いのは、米ドルが下落するより大きく下落してきた外貨(クロス円)が多いことを示す。

 影響度に濃淡はあるが、円高進行は国内の株価指数で比重が高いグローバル製造業の業績見通しの下方修正要因である。すなわち、円の全面高が国内株式の押し下げ圧力となっていることが分かる。

図表1:為替の円高進行が日経平均を押し下げた

*円通貨指数=日経為替インデックスの円指数。出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成。期間:2016年1月1日~2019年8月15日
*円通貨指数=日経為替インデックスの円指数。出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成。期間:2016年1月1日~2019年8月15日

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