テンプレートを選択すると、本文内に自動的に挿入される。

進捗を数字でチェックする枠もあり、とても使いやすい仕様になっている。

1on1中に話したことや互いの気付きなどは、本文内の余白部分に適宜書き込んでいく。テンプレートを入れ込んでも、本文に自由に書き込めたり、テンプレート自体をカスタマイズできたりするのも、Evernoteの魅力だろう。
1on1ミーティング記録におすすめのテンプレートその2
テンプレートギャラリーの「自己管理」内にある「振り返りと軌道修正」も、1o1ミーティング記録に使ってほしいテンプレートのひとつ。はじめに1カ月の目標を設定し、何をしてきて何が上手くいったのか、何が上手くいかなかったのか、1週間(5営業日)ごとに整理するのにちょうどいい内容になっている。

こちらは1週間が終わったタイミングで、部下に書いてもらうようにするといいだろう。「来週始めること/やめること/続けること」を書く欄もあり、自分がやってきたことを真剣に振り返るのに役立つ。
1on1用タグを設定して検索しやすくする
1on1ミーティングの記録をとったら、最後にタグを入れるといい。「1on1」や「2019年◯月1on1」などと、取り出しやすいようなタグを設定するのがおすすめだ。部下の氏名を入れても良いだろう。

タグで管理しておくと、管理者である自分はもちろん、部下も情報にアクセスしやすくなるメリットがある。膨大な情報の中から、今自分が求める情報を取り出しやすくする――さまざまな情報を格納しているEvernoteを使いこなすなら、この前提を大事にしてほしい。
部下との1on1ミーティングは、部下を成長させるだけではなく、部下との対話を通じてマネジメント役である自分を見つめ、自分を成長させることにもつながる重要な場だ。そこで話したこと、考えたことを記録し、1カ月後、あるいは数カ月後に見返して、互いに進化を感じられたら最高だ。双方のモチベーションアップにもつながるはず。
1on1ミーティング記録にEvernoteを取り入れてみてはいかがだろうか。