Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間8月27日、2019会計年度第3四半期決算(7月31日締め)を発表した。売上高はアナリストらの予想を下回ったが、同社は今回、通期のEPS見通しを引き上げた。
第3四半期の売上高は前年同期比7%減の72億ドル(約7614億円)、純損失は2700万ドル(約28億6000万円)、1株あたりでは2セントとなった。また、非GAAPベースの1株あたり利益は45セントだった。
アナリストらは第3四半期の売上高を72億6000万ドル(約7680億円)、非GAAPベースの1株あたり利益を40セントと予想していた。
アナリストらは第4四半期の展望として、売上高は75億2000万ドル(約7955億円)、1株あたり利益は少なくとも44セントになると予想している。これに対してHPEは、第4四半期の非GAAPベースの1株あたり利益が43〜47セントになるとしている。通期で見た場合、同社は非GAAPベースのEPSがアナリスト予想の1株当たり1.67ドルを上回る、1.72〜1.76ドルになると予想している。
決算報告書によると、ハイブリッドITグループにおける同四半期の売上高は前年同期比9%減の55億ドル(約5818億円)となった。コンピュート関連の売上高は前期比で2%増となっている。また、インテリジェントエッジ製品の売上高は7億6200万ドル(約806億円)であり、金融サービスの売上高は前年同期の9億2800万ドル(約982億円)から8億8800万ドル(約939億円)に低下している。
「Nimble Storage」の売上高は前年同期比21%増、「Pointnext」と「Nimble」サービスの注文はいずれも3%増。「Aruba」製品の売上高は4%減、Arubaサービスの売上高は16%増となった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。