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日本株展望

配当利回り6.9%、株主優待でも人気のJT--投資価値を再評価

ZDNet Japan Staff

2019-08-29 12:28

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 日本たばこ産業(JT)の予想配当利回りは6.9%
  2. JTの投資魅力
  3. JTが売られる3つの理由
  4. JTの投資価値が高いと判断する理由

 これら4点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

日本たばこ産業(JT)の予想配当利回りは6.9%

 JT(2914)は、株主への利益配分に積極的な会社である。過去、増配や自社株買いを積極的に実施してきた。ところが、株式市場でJTは不人気株である。国内で喫煙規制が強化される話が出るたびに売られ、株価は過去4年間下げ続けてきている。

JTの予想配当利回り推移:2018年1月4日~2019年8月28日

注:楽天証券経済研究所が作成
注:楽天証券経済研究所が作成

 過去1年の株価を見ても、上のチャートのように下げ続けている。2019年12月期にも増配を予定しているが、それでも株価は下げ続けているので予想配当利回りは上がり続けている。8月28日には6.9%に達している(※注)。

※注:JTが開示している1株当たり年間配当金(会社予想)を、株価で割ることによって予想配当利回りを計算する。8月28日の予想配当利回り6.9%は、2019年12月期の1株当たり配当金(会社予想)154円を同日の株価2230.5円で割ることによって計算。1株当たりの配当金が変わらない間は株価が下がると利回りが上がる。株価が上がると利回りは下がる。

JTの1株当たり配当金、1株当たり利益、連結配当性向の推移:2015年12月期(実績)~2019年12月期(会社予想)

出所:実績値は同社有価証券報告書、2019年12月期予想は決算短信
出所:実績値は同社有価証券報告書、2019年12月期予想は決算短信

 JTの連結純利益は、2015年12月期に4856億円と過去最高益に達したが、その後は減少が続き、今期(2019年12月期)の会社予想では3600億円となる。ただし、JTは財務優良で潤沢なキャッシュフローを有するので、利益が減っている間も増配を続けてきた。1株当たり利益の何%を配当金に回しているかを示す配当性向は、2019年12月期には75.9%まで上昇する見込みだ。

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