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パロアルトネットワークス、クラウドセキュリティ製品群「Prisma」を発表

渡邉利和

2019-09-04 10:15

 パロアルトネットワークスは9月2日、クラウドセキュリティ製品群「Prisma」に関するプレス向け説明会を開催した。Prismaは米国で5月29日に発表され、まずは従来に提供されていた同社のクラウドセキュリティ関連の製品およびサービス「GlobalProtect Cloud Services(GPCS)」「Aperture」「RedLock」を新ブランドたに刷新した形だ。今回は各製品のユーザーインターフェイスの日本語化が完了し、国内市場で本格展開を開始するとしている。

Prisma製品群は現状2つの階層で機能を提供している(出典:パロアルトネットワークス)
Prisma製品群は現状2つの階層で機能を提供している(出典:パロアルトネットワークス)

 同日の記者会見でSales Specialist Prisma Access & SaaSの藤生昌也氏は、同社のセキュリティ戦略が大きく3つに整理されたことを説明、以前の取り組みであるオンプレミス製品を中心とした「組織を守る(Secure Enterprise)」を継続する一方、4月に国内発表した人工知能(AI)技術を活用したオープンなセキュリティプラットフォーム「Cortex」を「未来を守る」、今回発表のPrismaを「クラウドを守る」とそれぞれ位置付けた上で、3領域において製品やサービスを展開していく戦略だ。

パロアルトネットワークスの基本戦略。今後「組織」「クラウド」「未来」の3領域の保護にフォーカスしていくという(出典:パロアルトネットワークス)
パロアルトネットワークスの基本戦略。今後「組織」「クラウド」「未来」の3領域の保護にフォーカスしていくという(出典:パロアルトネットワークス)

 なおPrismaは、企業ネットワークの外に存在するクラウド環境そのものを保護対象としている。保護手段自体もSaaSなどのクラウド型での提供を中心にしていくといい、この点でも従来のオンプレミス型の製品群とは異なる。現時点でPrisma製品群に含まれるのは「Prisma Access(旧GPCS)」「Prisma SaaS(旧Apertureおよび旧GPCS)」、「Prisma Cloud(旧RedLock)」「VM-Series」になる。

 VM-SeriesのみPrismaブランドではないが、「次世代ファイアウォールの仮想アプライアンス」とされ、クラウドでも利用できるが基本的にはオンプレミス向け製品と同様の位置付けであるようだ。また、Prisma製品群は大きく「接続サービス層(Connectivity Layer)」向けの「Prisma Access」と、「セキュリティサービス層(Security Service Layer)」向けの「Prisma Cloud」「Prisma SaaS」の2階層で構成される。

従来製品名と新しいPrismaブランドの製品名の対応。基本的にはほぼ名称変更のみという段階になる(出典:パロアルトネットワークス)
従来製品名と新しいPrismaブランドの製品名の対応。基本的にはほぼ名称変更のみという段階になる(出典:パロアルトネットワークス)

 Prisma Cloudについて同社パブリッククラウドセキュリティ クラウドセキュリティスペシャリストの泉篤彦氏は、Prisma Cloudがパブリッククラウド環境(Amazon Web Services、Azure、Google Cloud Platformのセキュリティ状態をAPI経由で自動診断するツールだと紹介し、今後の予定ではAlibaba Cloudにも対応するという。また、7月9日に買収を完了したTwistlockや6月13日に買収を終えたPureSecの成果を取り込んでいくことで、コンテナーとサーバーレス環境のセキュリティにも対応していく計画だと説明した。

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