ヒューマンテクノロジーズ(港区)は9月4日、認証ソフトウェアの最新版「DigitalPersona 3.1.0」を発表した。顔認証機能を追加し、セキュリティと利便性の向上を図るという。10月から提供する。
DigitalPersonaは、米HID Globalが開発、ヒューマンテクノロジーズが国内総代理店を務めるWindows端末向けの認証ソフトウェア。顔認証エンジンにスロバキアのInnovatricsの技術を採用したという。
顔のほか、指紋やICカード、Bluetooth、ワンタイムパスワードなど、様々な認証手段を選択可能。二要素、多要素認証として活用できるという。
ネットワーク環境ごとでの切り替え設定、Active Directoryとの統合もできるとしている。
価格はオープンだが、想定の提供価格は1ライセンス1万6000円から。最小ロットは10ライセンスとなり、別途年間保守料が必要になるという。顔認証機能はオプションとして5000円前後で提供する予定。