「Evernote」だから簡単にできる--スケジュール・進捗管理術 - (page 2)

池田園子

2019-09-11 07:30

 テンプレートを選択すると、本文内に自動的に挿入される。その後、日付や予定を書き入れてみよう。既存のカレンダーとは違い、「予定」が多いときであっても、スペースを気にせず書き込める。

テンプレートの利用

 必要があれば列や行を追加して、情報をより管理しやすくする。テンプレート自体をカスタマイズできるのも、Evernoteの強みのひとつだ。

テンプレートのカスタマイズ

スケジュール・進捗管理におすすめのテンプレートその2

 テンプレートギャラリーの「Getting Things Done(R)(GTD)」内にある「責任範囲」もスケジュール・進捗管理に使ってほしいテンプレートのひとつ。

テンプレートの例

 進行中のタスクをはじめ、自分が責任を持って行う内容をトラッキングする目的のテンプレートだ。表を使用することで、自分の責任範囲を明確にすることができる。

 何をしなければならないのか、自分はどこからどこまでコミットするのかがクリアになるぶん、ミッションを進行する上で迷いが生まれたり、ゴールがわからなくなったりすることが少なくなると思う。

 進行中タスクの列にはタスクやルーティン業務を、目標の列には各タスクに対する目標を、メモの列には関連情報を記載し、必要があればカスタマイズを加えよう。

スケジュール・進捗管理を大事にすべき理由

 自分のミッションを期限までに、あるいは期限よりも前倒しで計画的に進めていくのは、自分のタイムマネジメント力、実行力を磨くだけでなく、社内外の信頼を勝ち取ることにつながるとても重要なことだ。

 期限をオーバーしたり、期限内に出せたとしても、計画的に進められなかったあまりに期待はずれのアウトプットだったり……となると、信頼が崩れてしまう。信頼を積み重ねるのには時間を要するが、それを失うのはほんの一瞬。

 携わる仕事で最良の結果を残すためにも、スケジュール・進行管理を綿密に行いたい。そんなときにEvernoteがいい仕事をしてくれるはずだ。

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