米財務省は米国時間9月13日、北朝鮮政府の命令で実行された複数のサイバー攻撃に関与したとみられる3つのハッカー集団「Lazarus Group」「Bluenoroff」「Andariel」を制裁対象に指定したと発表した。ランサムウェア「WannaCry」攻撃やSony Pictures Entertainmentに対するハッキング、バングラデシュ中央銀行をはじめとする世界各国の金融機関から多額の現金を盗難した事件などに関与したとされている。
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米財務省はこれら3つの集団を公式に北朝鮮政府の工作員と見なしたことになる。3集団は、制裁対象となる財務省の「SDN」リストに追加された。これによって、米国内に保有する資産が凍結され、米国民との取り引きが禁止される。
今回の制裁は、北朝鮮のハッカーに攻撃の責任を負わせるために米国政府が取った最新の措置だ。米司法省も、WannaCry関連の犯罪やソニーに対する攻撃、金融機関からの不正送金に関与した疑いで、北朝鮮のコンピュータープログラマーを訴追している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。