「Evernote」だから簡単にできる--社外との企画やりとり術 - (page 2)

池田園子

2019-09-25 07:30

スケジュール・進行管理はカレンダーのテンプレートを使う

 パートナー企業とのやりとりで、スケジュール・進行管理をしたいときもあるだろう。そんなときにEvernoteのテンプレートが頼りになる。

 新規ノートを作成した後、本文の「テンプレート」をクリックし、さまざまなテンプレートが揃う「テンプレートギャラリー」へと進む。

テンプレートギャラリー

 豊富なテンプレートの中でも、スケジュール・進行管理に使えるのが、「プロジェクト管理」内にある「月間カレンダー」や「年間カレンダー」あたりだろう。自分が携わるプロジェクトの規模や活動頻度に合わせて選んでほしい。

月間カレンダー

 ここでは月曜始まりの月間カレンダーを使ってみた。好きな文字色を選べる機能があるので、たとえば自社のタスクであれば黒字、相手方のタスクであれば紫字など、色を変えて管理しやすくするのもひとつの手だ。

Evernoteで表を作って面倒なExcel送付をなくす

 Excelで作っていたような表も、とくにExcelを使う必要がないくらいシンプルなものであるなら、Evernoteで管理するほうが断然スムーズで効率がいい。新規ノート作成後、自分で表を作ってみた。

表の作成

 メールにExcelを添付する手間は丸々省くことができ、こちらのノートの閲覧・編集権限があるメンバーであれば、誰でも情報を最新版にアップデートできる。

 パートナー企業とのノートブックは共有しないけれど、こちらのノートだけを共有したい相手がいる――そんなときは、右上の「共有」をクリック。

 共有用リンクを有効化し、共有したいメンバーの名前やメールアドレスを入力し、権限も設定しておこう。「編集・招待が可能」「編集が可能」「閲覧が可能」から選択できる。

 パートナー企業とのファイルのやりとりは、必ずしもメールで行う必要はないと思う。Evernoteを活用して効率的に進めてみてはいかがだろうか。

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