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日本株展望

米2回目の利下げ、FF金利予測で利下げ打ち止め示唆--パウエル会見で持ち直し

ZDNet Japan Staff

2019-09-19 10:47

 本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。

今日のポイント

  1. 米FRBが2019年2回目の利下げ
  2. FOMCメンバーによるFF金利予測(中央値)は利下げ停止示唆
  3. 「ハト派的」と取られたパウエル会見
  4. 長短金利の逆転はまだ解消せず
  5. 為替は1ドル108円台でやや円安方向に
  6. 次の注目は「米中貿易協議」

 これら6点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

米FRBが2019年2回目の利下げ

 18日(日本時間では19日午前3時)、米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表された。米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は0.25%の利下げを実施。具体的には、2.00~2.25%であったFF(フェデラル・ファンド)金利の誘導水準を1.75~2.00%に引き下げた。利下げは7月31日に続き、2019年2回目である。

米政策金利(FF金利)の推移:2000年12月~2019年9月

米政策金利(FF金利)の推移:2000年12月~2019年9月
出所:ブルームバーグより作成

FOMCメンバーによるFF金利予測(中央値)は利下げ停止示唆

 0.25%の利下げ実施を市場は確実視していた。トランプ米大統領が0.5%以上の利下げを事実上要求していたが、パウエルFRB議長は米景気が悪くなる前の「予防的利下げ」のスタンスを崩していなかったので、政治的圧力に屈したと見られるような大幅利下げはないと思われていた。つまり、0.25%の利下げは、市場にとってサプライズ(驚き)がまったくなかった。

 市場の注目は、年内追加利下げへの示唆が有るか無いかだった。FOMCメンバーによる予測(中央値)では、「2019~20年は利下げなし」が示唆された。「2021~22年には利上げ」が予測されている。

FOMCメンバーによるFF金利予測(中央値)

FOMCメンバーによるFF金利予測(中央値)
出所:FRB「ドットチャート」より作成 注:利下げ後のFF金利誘導水準は1.75~2.00%(レンジの中央は1.875%)。FOMCメンバー予測は、誘導水準の中央の値で示されている

 事実上の「利下げ停止示唆」を嫌気して、18日のNYダウは一時、前日比211ドル安まで売られた。ところが、その後行われたパウエルFRB議長の会見を受けて持ち直し、18日のNYダウは前日比36ドル高の2万7147ドルで引けた。

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