モリショウグループがSAPの中堅・中小企業向け基幹業務パッケージ 「SAP Business One」を導入したと、SAPジャパンが発表した。導入はザイナスが担当している。
モリショウグループは、傘下の事業会社を通じて、環境リサイクルプラントの設計・販売・技術保守サポートや、自社における木質系廃棄物の収集・運搬、中間処理、再資源化から木質バイオマス発電事業までの一貫した木質系廃棄物循環型システム事業を展開している。
同社では、以前に会計単体パッケージソフトと表計算ソフトで業務を管理していたが、ヒト・モノ・カネといった経営資源の集中管理と全体最適の仕組みが必要と判断し、2018年9月から本格的な基幹システムの導入検討を開始し、今回の採用に至った。
採用理由としては、販売・購買・在庫情報が財務会計へリアルタイム統合されている点や、使いやすい分析機能が搭載されていることによる経営意思決定の高速化、それに伴う時間当たり付加価値の向上が期待できることを挙げている。また短期間で導入可能のため、コスト的なメリットも評価している。